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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2017年12月15日

美とは損なことをできること

 
人間の分際」(曽野綾子/幻冬舎)より



『美はそれほど孤独な選択だ。

 誰も救けてくれない。

 誰もホメてくれない。

 誰も金銭的保証をしてくれない。

 つまり俗に言うと

 損なことをできることだ』(p196)




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 中村天風師は、人の心の本質を、

 「真・善・美」と仰っていたそうです。



 人それぞれであるとは思いますが、

 この三つの内、最も捉えづらいのは、

 おそらく「美」ではないでしょうか。

 

 「真(誠)」や「善(愛)」と比べて、

 「美」は形而上的でも形而下的でもあり、

 解釈判断に幅がありすぎる印象を受けます。



 しかし、それに出会うと必ず「美」を感じる、

 確かなものでもあるのです。

『「溺れている人を見ると、安全を考えずに救助に飛び込んで死ぬ人がいる。...僕が人を助けようとして溺れ死んだ息子の父親だったら、息子を失ったことは悲しいけれど、どこか心の奥底で、息子は百パーセント人間らしい人間だったと誇りに思う
「むずかしいね。命を捨てて、何かをするってことは……」
「そうだ。恐ろしくむずかしいことだ。したくないことだ。しかしもしかすると、しなければならないことだ。それが美だ。言葉を換えて言えば、美とは、欲得や計算を離れて行動できる人間の証だ」』(p196-197)


 ちなみに天風師は、

 「美とは調和である」と表現しています。



 もしも、欲得や計算だけでこの世が動けば、

 必ず利害の対立は起き、不調和が生まれます。



 その中にあって調和を取り戻すもの、

 と考えれば、確かにその通りのようですね。

 



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2017年12月13日

どんな行為もまず「心の中」からはじまる

 
中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う」(北野幸伯/扶桑社)より


『どんな行為でも、まず

心の中」からはじまります。』(p14)




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 今の自分とは、

 「過去全ての思考と行動の集大成」である、

 と、しばしば表現されます。



 今の自分に納得がいかなかればいかないほど、

 この言葉も受け入れがたいのは十分わかります。

 が、残念ながら事実と認めざるを得ません。 



 起きてくる現象はコントロールできなくても、

 それに対する反応――思考や行動は、

 常に私たち自身に、最大の優先権があるからです。 

『どんな行為でも、まず「心の中」からはじまります。
「気がついたら結婚してた」とか、「知らないうちに離婚してた」ということはまずありません。...
「戦争」も同様、まずある国の指導者の「心の中」「頭の中」ではじまります。
 彼(指導者)は、すぐに軍艦を送ったりせず、「戦略」(=戦争に勝つ方法)を考えます。
 次に、「情報戦」...「外交(戦)」...「経済戦」によって、敵国を弱体化させる。
 そして相手が十分弱まったのを見て、必要ならば「戦闘」を開始します。』(p14)


 事実として、日本も日々、

 様々な種類の「戦争」を仕掛けられています。



 仕掛けてくる相手の行動――起きてくる現象は、

 私たちに直接操作することは不可能です。



 しかし、諦めざるをえなくなるように志向して、

 私たち自身の思考と行動を変えることはできる。



 もちろん完璧ではないですし、微力です。

 それでもまずはできることから、

 自らの思考と行動の力を信じることから、

 自立の道は始まるのではないでしょうか。






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2017年12月12日

人殺ししたくなければ、人の噂話するな


人間の分際」(曽野綾子/幻冬舎)より


『昔気質の親父に

 言われたんだそうです。

 人殺ししたくなかったら、

 人の噂話するな、って。

 噂話で殺されてる人が

 世間にどれだけいるか

 しれない、って。』(p99-100)




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 あなたの前で他人の陰口を言う人は、

 他人の前ではあなたの陰口を言っている――



 よく言われる話ではありますが、

 個人的な経験からすれば、

 非常に高い確率で、これは事実です。

 

 そして、今日のフレーズが指す「噂」とは、

 十中八九以上、悪評に類するものです、

 

 つまり。

 あなたのまえで他人の噂ばかりしている人は、

 他人の前ではあなたの噂をしている――

 と、いうことになります。



 さて。

 あなたはそんな人を信用できますか?
 
『「うちの女房は美人でもないし、スタイルもよかぁないんですけどね。ほんとに生まれてこの方、噂話ってものをしたことがないんです」
「珍しいね。今どきの人は、テレビの番組だってそうだけど、噂話に生きてるみたいなとこあるんだっていうけどね」
「...もっともそれだから、駅前でずっと商売して来れたんでしょうけどね。』(p99-100)


 ここにある重要な教訓は、

 しかしきわめて単純です。



 人から信用と信頼を得たければ、

 それと逆の道を行けばよい、ということ。

 

 一度本気で取り組んでみれば、

 今の世の中がどれだけ、噂話で溢れているか、

 ひいてはそれだけ“人を殺して”いるか、

 気づいて愕然とするかもしれませんよ。





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2017年12月11日

人間の最大の肥料であり財産は、与えられた環境

 
人間の分際」(曽野綾子/幻冬舎)より


『どのような人間にとっても

 最大の肥料であり、財産であるのは、

 与えられた環境というものである。』(p186)




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 いわゆる偉人伝ではたいてい、

 幼い頃や若い頃、貧乏や病苦、

 あるいはその他の過酷な経験を経ています。

 

 一見してハンデでしかないその環境は、

 実際には決してハンデとは限らず、

 むしろ飛躍の土台となる底力を鍛えた、

 欠くべからず要素だった、と受け取れるのです。



 そして、今に残る彼らの回顧を見る限り、

 それは間違いではないのでしょう。

『父親が大酒飲みで、母親は男ぐせが悪く、先生からは貧乏人のこと蔑まれる。という環境は、たしかにその子にとって望ましいものではない。彼に言わせれば、せめて人並みな暮らしをしてみたい、と言うであろう。しかし彼が「人並み」な父と母を持ったとき、彼は彼だけにしか与えられなかった特殊な強烈な教育的刺激を失うのである。』(p186)


 これも有名な話ですが、

 松下幸之助氏は自らが成功した3つの理由を、

 「家が貧しかったから」、

 「学歴がなかったから」、

 「体が弱かったから」としています。



 この世というゲームのディーラーから、

 最初に配られた手札、与えられた牌を、

 プレイヤーの身で無にはできません。

 その手役から始めるしかないのです。





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2017年12月10日

「人並み」を追い求めると不幸になる


人間の分際」(曽野綾子/幻冬舎)より


『「人並み」を追い求めると

 不幸になる』(p185)




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 ここでいう「人並み」とは、

 言い換えれば「平凡」となるでしょうか。



 平凡――平坦で、平均的で、凡庸な人生。

 冷静に考えれば、そんなものはあり得ません。



 極論ではあるでしょうが、たとえば。

 ある調査の平均身長が160cmだとしても、

 実際は調査対象の半分は180cm、

 もう半分は140cmかもしれないのです。



 そんな中で、

 「私は平均の160cmになりたい」と願い、

 背を伸ばそう(縮めよう)とするのが、

 どれだけナンセンスなことか。



 これと同じようなことを、

 私たちは社会をあげて、励行しているのです。

『「人並み」という概念は、実ははなはだ曖昧なものである。何を以て人並みとするのか。人並みであれば、何をしても許されるのか。...世の中には誰がしなくてもすべきことがあり、誰もがしてもするべきではないこともある。人並みになることを追求する、ということは個人の尊厳の放棄である。』(p186)
『人は結婚することによって得るものもあるが、失うものもあるのだ。結婚しないとわからない人生もあるだろうが、一人でいることによって得る広々とした生涯もあるはずである。手にしていない人生を「人並みな形を基準に羨むことはない」と私は思っている。』(p187)


 この結婚の例をとってしても、

 もちろん出生率低下は国家の活力や、

 ひいては存続に関わる重要事とはいえ。



 「だから誰もが結婚しなければならない」

 かといえば、全く別の話です。



 自分であれ、他人であれ、

 ひとつの「平板化」した価値観に押し込むとき。

 同時に必ず、自分や他人――その対象を、

 不遜に否定しているのと同じだということを、

 私たちは弁えておくほうが幸せなのではないか、

 と思えて仕方ありません。





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