「レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則」(本田直之/幻冬舎)より
『優秀な人ほど、
「自分でやらないこと」を見つけ出す
勇気が必要と言えます。』(p150)
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いわく、松下幸之助氏が、
「身体が弱かったおかげで、人を使うことを学べた」
と述懐したのはよく知られています。
一人分のカラダひとつ、一日二十四時間で、
やるべき直接的作業を全てこなそうとしても、
限度のほどは明らかです。
その限界を超えるには、
「人に任せる」ことが絶対に欠かせません。
「自動化」「タスクの必要性の精査とオミット」
などといった効率化の方法論も、
その延長線上にあるといってもいいでしょう。
『意外につまづいてしまうのが、いわゆる優秀な人、能力の高い人です。こういう人は、なんでも自分でできるので、他人には任せられないと思い込んでしまう。
能力が高いことそれ自体はすばらしいのですが、一人で仕事を抱え込んでいると、どうしても能率は低下します。成果も収入もある程度は上がるけれど、やがて頭打ち、なのに労働時間は永遠に減らないという事態に陥ってしまうのです。優秀な人ほど、「自分でやらないこと」を見つけ出す勇気が必要と言えます。』(p150)
『「この人はうまくやっているな」と思える人というのは、必ずしも、ものすごく能力が高いというわけではなかったりします。...自分ができないことや不得意なことがよく分かっている分、それを人に任せることができる。あるいは、人に任せざるを得ない。代わりに自分が得意なことは一生懸命やる。それが結果として「選択と集中」のよい効果をもたらすのです。』(p150-151)
自分の思惑通りに仕事が進まなければダメ。
そんな完璧主義から手を離す――
確かに「勇気」とは言い得て妙です。
しかしどんなに怖くても、任せなければ人は育ちません。
職場や部署といったチームを率いるなら、
「自分がいなくてもきちんと回って機能する」
ように仕立てあげることが、
ある意味で最大、かつ最高の仕事です。
なぜなら誰しも、明日もこの世にいるかわからないのですから。
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![]() | レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書) 本田直之 幻冬舎 2007-05
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