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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2017年04月02日

傲岸とは馬鹿の別称


人間というもの」(司馬遼太郎/PHP研究所)より


『「春まで、あの男を馬鹿にしておくのだ」

 秀吉のいうところは、

 傲岸とは馬鹿の別称であるという。』(p123)




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 「傲」は「おごる」の意。

 「岸」は切り立った崖を指します。

 つまり「傲岸」とは、まさに驕り高ぶる様のこと。



 これに「へりくだらない」の意を加えて、

 「傲岸不遜」として使われることが多いですね。



 もちろん世間には、威圧的に出たほうがいい場合、

 強気でかさにかかったほうがいい場合もあります。

 が、あくまでそれは「傲岸不遜を演じる」だけ、

 あるいは「傲岸不遜を道具として用いる」だけのこと。



 では、本当に傲岸不遜になってしまうと、

 なぜいけないのかというと、こういうことです。

『「できるだけいんぎんにし、威に打たれたがごとくおびえ、小心にしろ」
 といった。そうすればたださえ傲岸なあの男だけにずに乗り、羽柴方を軽侮し、いい気持になるであろう。
...傲岸にかまえた心根から知略などは思いうかばないという。春まで、できるだけ勝家を北方の覇王としてふんぞりかえらしておかねばならない。』(p123-124)


 「大軍に策なし」といいます。

 大兵力を整えること自体が策である反面に、

 大軍になり、有利になるほど、相手を侮りがち。

 策を練らずに力押しだけでいける、

 と考えてしまいがちなのは無理からぬことです。

 

 古今東西、そこにつけ入(られ)る隙がある――

 いつ何時何事も、その点だけは油断大敵なのです。






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人間というもの PHP文庫

司馬遼太郎 PHP研究所 2004-04-01
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ