「カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言2 」(村上龍/日本経済新聞出版社)より
『「お客様のため」ではなくて、
「お客様の立場に立って」
仕事をしていくんだ』(p126)
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売り手と買い手がいるからこそ、仕事は成り立ちます。
ただこのとき、売り手(供給側)と買い手(需要側)、
両者の間にある提供物にギャップがあればどうなるか。
売り手にとってそれが「最高の製品」でも、
買い手にとっては「イマイチ」。
それでは商売として成り立たず、
仕事としても継続していきません。
もちろんこれが逆なら、改良を重ねる度に、
引く手あまたとなっていくことでしょう。
『お客様のためというと、どうしても自分の経験に基づいた押しつけになってしまう場合が多いんですよ。ところがお客様の立場に立つと、自分たちでやるには抵抗のあることが多くて、その抵抗を乗り越えてやっていかなければいけない。』(p126)
>『おにぎりも最初は売れないと言われた...常識外れのことをやったら、「無理だよ」と必ず言われるんです。でも日本人は昔からおにぎりをよく食べていました。』(p124)
『やはり売り手側で考えてしまったらだめなんです。うっかりすると、みんな専門家になってしまう。』(p125)
売り手買い手の話に限ったことではありません。
親と子、上司と部下などにおいても、
似たようなことはいえます。
親子なら、至れり尽くせりの世話をして、
子の苦労を取り除いてやることが親のつとめ、
と無意識に考えてしまっている人もよくいます。
しかしそれは、一歩どころか半歩間違えれば、
子どもの経験と学び、成長の機会を奪い、
生きる力を失わせる、一種の虐待になります。
もちろん、
「ビシバシ鍛えて戦力になってもらわなければ」
と徹しすぎて、部下をあまりに突き放せば、
困るのは上司であり会社です。
「肝心なのはサジ加減」
と思いがちですが、実はそうでななく。
「本質的に最も大切なこと」を、
しっかりと把握しているかどうかにあるのです。
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![]() | カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言2 (日経ビジネス人文庫) 村上龍 日本経済新聞出版社 2013-06-04
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