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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2016年12月10日

本当にすぐれた人は、自分の欠点も自覚している

 
しがみつかない――『徒然草』のススメ」(鈴村進/三笠書房)より


『本当にすぐれている人は、

 自分の欠点も自覚しているから、

 むやみに自慢して回るような

 ことはしない。』(p185)




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 長所は自慢すれば短所になり、

 短所は自覚すれば長所になる、といいます。



 この構図からもわかるとおり、

 本来、長所と短所は、同じコインの裏表。

 

 ひとつの同じ「特徴」が、

 プラス・ポジティブに働けば「長所」、

 マイナス・ネガティブに働けば「短所(=欠点)」

 と、それぞれ呼ばれるだけのことに過ぎません。



 すると。「欠点を自覚している」とは、

 「自らの“特徴”が、どんな時、どう振る舞えば、

  欠点として作用してしまうのか」

 を把握している、ということにもなります。



 その最もポピュラーな例が、言わずもがな、

 他ならぬ「自慢」ですね。

『兼好は「他人よりもすぐれたところのある人は、大きな損失をしている」という。
「家柄がいいとか、学問や教養にすぐれているとか、先祖に名誉があるなどということで、他人よりも自分のほうがすぐれていると思っている人は、そのことを言葉に出さなくても、内心に貧しさがある。そういうものは忘れたほうがいい。おろかに見えるし、人からも蔑まれる。思いがけない災難に遭うのもこの慢心がもとなのだ」と。』(p184-185)


 客観的に「何かにすぐれている」こと自体は、

 本来であれば、立派なアドバンテージなのは確か。



 それが結果としてマイナスに作用してしまう理由を、

 ひとつ付け加えるとするなら。

 「優れているから、劣る相手から学ぶことなどない」

 と、無意識に頑なになることではないでしょうか。

『兼好は、自分だけがすぐれていると思い込んで、他人のことを軽蔑する人のことを、碁の話を持ち出してこう非難している。
 碁を打つことだけがうまくて他のことが駄目な人が、碁は下手だが他のことにすぐれている人を軽蔑するのは見当違いだ、と。』(p174-175)

 
 「欠点を自覚している」ことの、もうひとつの意味。

 それは、「完璧な人などいない」のと、

 「誰にでも十人十色で、長所も短所もある」のとを、

 謙虚に、誠実に、肝に銘じている、ということなのです。





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posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ