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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2016年10月14日

下品とは謙虚な思いやりがないこと

 

上品な人、下品な人 」(山崎武也/PHP研究所)より


『下品とは

 人への謙虚な思いやりがないこと』(p112)




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 上品であるということは、丁寧とか礼儀正しいこと、

 と、私たちは考えがちかもしれません。

 

 もちろん丁寧さや礼儀正しさは、

 確かにそれ自体、他者への配慮ではあります。



 ただ、あくまでそれは「表現“手段“」。

 いわば、心を表わすひとつの道具のようなもの、

 に過ぎません。



 道具は使い方一つで、人を利すこともできれば、

 人を害することもできるものです。



 その決め手、境界線となるのが、

 今日のフレーズが指す「思いやり」なのでしょう。

『茶道の作法...その一つは、つくばいにおける柄杓の扱い方...。
 つくばいの上には柄杓がおいてあるが、それは知恵を絞り美的センスをフルに発揮して、最も使いやすくて最も美しいかたちに置いてある。したがって、まずその置き方を鑑賞し、その造形美を頭の中に覚えておく...使い終わった後は、元の美しいかたちをできるだけ忠実に「再現」するべく努力するのだ。
 ...柄杓の扱い方一つを見るだけで、その人の茶道に対する精進の度合いが如実にわかる。ひいては、人生を素直に生きている、人びとの配慮に対して感謝し、それを台無しにすることのないようにしようとしているかどうかも、はっきりと見えてくる。』(p112)
ほかの人たちの心情に対する配慮のない振る舞いは、一見したところ身のこなしが優雅であり、ものの扱い方が優美であったとしても、下品と決めつけられても仕方がない。人の心を理解し、それに対して相手が喜ぶような応え方をしていくのが、上品な振る舞いである。』(p113)


 柄杓の例を借りれば、

 「誰かがそこに、そのように置いたのだ」

 という、客観的な自明の理を拾い上げ、

 「自分なら、どう使い、置くとよいのだろう」

 という、主観に投影して最善を模索する――

 いずれも想像力(創造力)に端を発するものです。



 誰もが、100%いつでも相手の期待に応えられる、

 というわけでは、もちろんありません。



 ただ、その場の自分における“最善”なら、

 選び取れる余地はある――



 その心づもりで心尽くすのもまた、

 謙虚という言葉の意味なのではないでしょうか。







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上品な人、下品な人 (PHP新書)

山崎武也 PHP研究所 2005-12
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ