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2016年09月23日

怒りは必ず「暗い」

 

怒らないこと2 ― 役立つ初期仏教法話」(アルボムッレ・スマナサーラ/サンガ)より


『怒りというのは、

 かならず「暗い」のです。』(p93)




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 以前、「怒りは火にたとえられる」というフレーズを、

 ご紹介したことがあります。
  ↓ ↓ ↓  
 http://melma.com/backnumber_197273_6294544/



 ただ、両者にはひとつ、決定的な違いがあります。

 「怒りは、火のように明るくはない」点です。

 燃え盛るほどに光を奪い、

 その人自身をどんどん暗くしていく炎。

 

 それが本書で、ひいては仏教で説かれている、

 怒りというものの性質です。



 とはいえ、

 いきなり巨大なまま現れる炎はありません。

 火である以上、必ず種火が存在します。



 火災は初期消火が肝心なのと同じく、

 怒りの統御――アンガーマネジメントもまた、

 「種火を認識する」ことこそが、

 最初にして最大の要点といえるでしょう。

『仏教では、怒りを十種類に分類してとらえています。...基本的な怒り一種類と、その心のエネルギーが暴走して姿を変えた九種類に分かれます。もっとも基本的な怒りは、バーリ語(お釈迦さまの言葉を忠実に伝える古代インド語)で「dosa(ドーサ)」といいます。ドーサという言葉のもともとの意味は「穢れる」「濁る」で、いわゆる「暗い」ということです。...元気で明るい心に、少しでも「嫌だな」という怒りが入ると、とたんに明るさが減ります。』(p92-93)
『怒りの反対は、「piti(ピーティ)」、つまり「喜び」です。「ああ楽しい」「幸せだなぁ」「わくわくしている」「元気です」というときには、心に怒りはありません。...そして、自分が怒っているかどうかは、明るさでわかります。嫌な気分が少しでもあるかないかでもわかります。』(p93-94)
『怒りは溜まれば溜まるほど強い破壊力を発揮します。放射能と同じです、溜まれば溜まるほど危険です。外に向いたら外が壊れるし、自分に向かえば自分が壊れます。ですから、いかにドーサのうちに気づいて対処できるかということが、怒りを克服するポイントです。』(p95)


 では、いかにして認識し、どのように対処すればよいのか。

 認識については、絶え間ない自己観察を通じて、

 一つひとつの芽を摘んでいくしかありません。

 瞑想などを通じた、内的研鑽が必要になります。



 なので、あえて対処のほうからアプローチするのも一手。

 その方法論は諸々存在するようですが、

 ここでは、対処だけでなく予防としても使える方法を。



 上の引用にあるような、

 「楽しい」「幸せ」「元気」といった、

 「明るい」言葉を口にするのです。



 聖書には「はじめに言葉ありき」という一文があります。

 「気持ちが入ってないのに言えないよ」

 という人も中にはいるようですが、

 そんな「はじめに気持ちありき」の姿勢では、一生言えません。



 落ち着いて、繰り返し、呪文のように唱え、

 いつしか口癖にしてしまう。

 そうやって、言葉がはじめにありさえすれば、

 気持ちは後から従うように、ヒトはできています。 



 信じるも信じないも自由ですが、

 たったそれだけの単純な実践に、

 人生を大きく変える力があるのは、事実です。





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怒らないこと 2―役立つ初期仏教法話〈11〉 (サンガ新書)

アルボムッレ・スマナサーラ サンガ 2010-07-29
by ヨメレバ


posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ