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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2016年09月17日

昔の大阪は「儲かりまっか」と聞くと「おかげさんで」と言った

 
他力 」(五木寛之/講談社)より


『しかし、古い大阪の人に聞くと、

 昔は「儲かりまっか」と聞かれると

 「おかげさんで」と

 必ず言ったそうです。』(p135)




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 こちらのブログによると、→
 
 そもそもとして「ぼちぼちでんな」は、

 「おかげさまで」とワンセットだったのだとか。 



 漢字で書くと「御陰様」。

 えてしてオモテには出ない、

 目には見えない存在を示す「陰」。

 そこへさらに「御」と「様」をつけて、

 丁重に敬い呼んでいるのがこの言葉。



 信仰の対象としての神仏を指しているのは、

 容易に想像がつくのではないでしょうか。

 

 そこには、大阪が「商人の街」となった経緯にも、

 少なからぬ関わりがあるのだそうです。

『そもそも大阪の基盤は石山御坊の寺内町です。...御堂筋は、昔の梅田と難波村の間に北御堂(西本願寺津村別院)、南御堂(東本願寺難波別院)があったことからついた名前です。そこへ御堂の鐘の音が聞こえるところに本店を持ちたいという父祖伝来の夢を持った近江の門徒(浄土真宗の信者である)商人たちが集まって...大阪の経済を支えました。...
「おかげさんで」というのは神仏のご加護によってなんとか生きていけることを〈お陰〉と感じて、その〈お陰〉を感謝する思想でしょう。お伊勢参りを「お陰参り」というのと同じです。そう考えると、大阪商人は...〈お陰〉という宗教的な感覚もあったということになります。』(p135)


 今日の経済社会において、貨幣・金銭とは、

 社会という身体をめぐる血液のようなもの。



 すると商人は、その血液をめぐらせるポンプ、

 つまり心臓にあたる存在、ということになります。



 お金や商売人などに対する、

 「汚い」「がめつい」といったイメージを抱く人は、

 今なお根強く存在しているのは事実です。



 でも本当は、お金には清いも汚いもなく、

 ただただ便利なエネルギーであるだけ。

 「商人=私利私欲まみれのごうつくばり」なのでなく、

 「おかげさま」を忘れた輩が商人になり、

 その強欲さゆえに目立ってしまっただけ。



 そう解釈できれば、少しはそんなイメージも、

 ひいては人生における運気の流れも、

 楽しいものに変わってくるかもしれませんよ。






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他力

五木寛之 講談社 1998-11
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ