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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2016年09月16日

優秀な若者を採用したいのは分かるが、うちの若者を育てるほうが先

 

将の器・参謀の器―あなたはどちらの“才覚"を持っているか」(童門冬二/青春出版社)より


『その若者が優秀だ

 ということはよく分かる。...

 おまえたちがその若者を採用したい

 という気持ちはよく分かるが、

 わたしはうちの若者をもっと

 育てることのほうが先だと思う。』(p51-52)




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 江戸時代の大名家は、

 徳川家の親族である「御三家」「親藩」を除けば、

 関ヶ原以前から徳川方だった「譜代(ふだい)」と、

 戦後徳川についた「外様(とざま)」とで、

 主に区別されていたようです。



 当然というべきか、その扱いの軽重にも、

 明確に差があったと聞きます。



 その結果――だけとは到底言い切れないものの、

 徳川幕府の治世は、そうした統括原理の下、

 二六〇年も存続することができました。

 これは日本・世界史上でも屈指の長命政権です。

 

 もちろん絶対ではありませんが、

 基本として、まずは身内や味方を重視してこそ、

 人の集団はまとまりがつく、ということを示しています。

『加藤清正が名将だという噂を聞いて、多くの浪人たちが再就職先として加藤家を選んだ。...
「なぜ加藤家に再就職したいのか?」...
 老人はこう答えた。...
 中年者はこう答えた。...
 最後の若者はみるからに才幹に満ちあふれ...重役たちは、互いに眼で、
(採用するのなら、この若者だ)
 と感じた。』(p47-48)
『「老人と中年者は採用する。若者は採用しない」
 重役たちはびっくりした。自分たちの判断と全く逆な決定を清正が下したからである。...清正は答えた。...
「その若者が優秀だということはよく分かる。しかし、他からきた若者を優秀だ、優秀だといえば、いま熊本城にいる若者たちはみんなぼんくらで、役に立たないということになってしまう。それではうちの若者たちがかわいそうだ。若者は未知数だ。たくさんの可能性を秘めている。それを引き出すのがわれわれの役割だ。それを怠って、いきなりうちの若者はだめだと決めつけるのは早計だ。おまえたちがその若者を採用したいという気持ちはよく分かるが、わたしはうちの若者をもっと育てることのほうが先だと思う。かわいそうだが若者は断われ」
 ...このことが洩れた。熊本城の若者たちは奮起した。』(p51-52)


 「新しい風を入れる」ことの意義は、

 昨日と一昨日のフレーズで示されたとおりです。



 今日のフレーズが示すのは、

 「まずは今あるもの、

  今居てくれている人を大切にし、活かす」こと。



 それを踏まえれば、連日のフレーズは全て、

 同じ土台に立っているからこその判断――

 という本質が見えてくるのではないでしょうか。






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将の器・参謀の器―あなたはどちらの“才覚"を持っているか (青春文庫)

童門冬二 青春出版社 2001-10-01
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ