フレーズがクイズで届くメルマガ★登録はこちら
人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
 powered by メルマガスタンドmelma! トップページへ

2016年08月13日

データとは結果で、その過程がわからない


カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言2 」(村上龍/日本経済新聞出版社)より


『POSデータは全部出てくるのですが、

 データというのは結果で、

 その過程がわからないんです。』(p75)




 ↓今日のフレーズが気に入ったら、ぜひクリックをお願いします。

■■人気ブログランキングへ■■
 ↑クリックしたら、もう一度「人生のサプリメントをクリック!
 戻ってきていただけると、すごくうれしいです!





 極端な例ですが、

 お店のある日のピークタイムにおいて、

 売上件数が100件あった、とします。



 その数字だけをみれば、

 「ああ、すごく混雑したのだろう」と思うレベル。

 しかし店頭での実際は、来店した100人が全員、

 速やかに何かを購入してくれたため、

 さしたる混雑も混乱も起きなかった――



 別の日の同じ時間の件数は、たった10件でした。

 「ああ、すごくヒマだったのか」と思いきや、

 店頭ではあるお客との深刻なトラブルが発生していて、

 待ちくたびれた他の来店者は帰ってしまっていた――



 これと似たような構図の「状況認識の乖離」は、

 案外、いたるところにあるものです。

 ひとつひとつは些細でも、積み重なれば、

 下手をすると深刻な不信感が芽生えかねません。

その結果になった理由は、現場でしかわかりません。あと、お店の現場の管理部門にも、本社の管理部門からいろいろな指示を出さなければいけない。そのとき、現場がいつどのように忙しいのかというようなことがわかってないと、トンチンカンな指示になってしまいますから。』(p75-76)


 データだけで的確に把握できる情報も、

 もちろん、たくさんあります。

 ただ、ある物事を単種のデータだけで判断するのは、

 「目の前のコレは丸に見えるから、コレはボールだ」

 と決めつけるようなもの。



 別の角度から見れば、あるいは実際に触れさえすれば、

 実は円柱や円錐、はたまた砂時計型だとわかるはず。

 

 とはいえ、

 「判断に十分なすべてのデータ」が揃うまで、

 座して待てる猶予があるケースは、実際には稀なもの。

 結局のところ――可能な限りで、

 「過程に実際に触れてみる」経験は、必要ですね。 






 ★今日のフレーズの詳細はこちらをクリック★


 ■こちらもクリックして、人気ブログランキングへの投票をお願いします■


カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言2 (日経ビジネス人文庫)

村上龍 日本経済新聞出版社 2013-06-04
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ