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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2016年07月22日

湯気が上がるのを見ると、人はほっとする


サービスの達人たち 究極のおもてなし 」(野地秩嘉/新潮社)より


湯気が上がっているのを見ると、

 人はほっとする』(p171)




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 電気やガスのインフラが整う以前の時代。

 当然、家々の暖は、

 薪などを直接燃やしてとるものでした。



 旧世紀ヨーロッパの風景を再現した映像などで、

 暖炉の煙が家々の煙突から立ち上る光景を、

 目にしたことがある方も少なくないでしょう。

 

 それと一緒に映ることが多いのが、

 暖かいスープなどが注がれた、湯気のたつ皿。

 ホッと、暖かさを感じずにはいられません。



 これは連想というより、おそらく本能に近いもの、

 と感じるのは私だけでしょうか。



 だからこそ、

 「人々の心を暖めるために、湯気を登らせる」

 というサービスやボランティアも、成り立つのです。

『須藤と従業員はその年の夏の終わりにボランティアで餅つきに出かけていった。場所は福島市の、あづま総合運動公園で、第一原発周辺から避難してきた700人以上がそこの体育館で寝起きしていた。
...もち米2俵、臼、杵を持参し、その場でもち米をふかし、...
「子どもたちは無表情でした。よっぽどのストレスです。筋肉が硬直していたんです。私は子どもたちの筋肉や顔の表情をほぐしてあげたくて、『さあ、見においで。いませいろでもち米を蒸してるから』とそばに呼びました。ふわっと湯気が上がるでしょう。みんなに湯気を見てもらいました。
...筋肉がかたまっていたのが少しずつほぐれたんでしょうね、いつものように花笠音頭を流したら、『やっしょー、まかしょー」の合いの手のところで、お年寄りから拍手が巻き起こりました...その場で体を揺らして...忘れられません、それは。だって、みんなで踊ったんだから」』(p172-173)

 
 平時と非常時。

 どちらかに役立つものは、ごまんとあります。



 その中で、平時と非常時の両方で――となると、

 古今東西「人の心を温める」ものである、

 ということが、最低限の条件もしれません。






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サービスの達人たち: 究極のおもてなし (新潮文庫)

野地秩嘉 新潮社 2016-03-27
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ