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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2016年04月29日

いちばん辛かったことが人生の原点



伸びる男とダメな男はすぐわかる」(道場六三郎/新講社)より


『いちばん辛かったことが、

 人生の原点だ』(p185) 




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 スポーツ競技のトライアスロンには、

 距離に応じてランク分けがあるそうです。

 中でも最高ランクが「アイアンマン」。

 

 遠泳3.8km、自転車180km、マラソン42kmを、

 10時間以上かけて単身走破する、途方もない世界です。



 そんなアイアンマンの方々に言わせれば、

 それ以下のランク、あるいはフルマラソン単独などは、

 挑むにしても「物足りない」のだとか。



 これと似たような心当たりが、

 あなたの人生にもありませんか?

『僕の場合は、終戦間近い十代のころ。故郷の山中で親戚の食堂を手伝っていて、かき氷を作るための氷を買い出しに行ったときだ。
 当時の汽車は買い出しの人やら何やらで、あふれかえっている。...そういう汽車に十五歳の少年が乗らなければいけないわけだ。...
 九貫目、三十四キロの氷を背負って、どうすればいいのか。...
 はじめは機関室にもぐり込んだが、機関士に追い出され、次に目をつけたのが機関室の前で、そこにしゃがんでいれば見つからない。...けれども、そこに乗るのは決死の覚悟だった。人ひとりがようやくしゃがみ込めるほどの狭さで、囲いも何もなく、風がびゅんびゅん吹きつける。落ちたらレールに叩きつけられ、轢かれて死ぬ。そういうところに二時間も乗る。しかも、風で溶けないように氷をかばいながらだった。死に物狂いだった。
 生きるか死ぬかの、必死の二時間だった。長かった。そうやって買ってきた氷を、食堂でかき氷にしてもらって食べたときのうれしさは、たとえようがない。』(p185-186)
『ひとつ言えることは、あの苦しい経験をしたからこそ、僕はたいていのことなら乗り越えていけるという自信がついたことだ。
 このときコツコツと貯めたお金を元手にして、次に、魚やリンゴを金沢の闇市で買って故郷の山中温泉で売りさばくという商売を始めたが、これは氷の買い出しの辛さに比べれば屁でもなかった。...
「あれが人生でいちばん大変だったことなんだ。あれに比べればこのくらい、乗り切るのは簡単じゃないか。あんな仕事をやりこなしていたオレなんだから、絶対これもできるはずだ。これぐらいのことで、くたばるはずがない」
 という気持ちになり、腹が据わるのである。
 いちばん辛かったことは何か……思い出すことの効用は、とても大きい。』(p187) 


 人生最大の苦境を、誰もが耐えしのぐとは限りません。

 しかし、最大の苦境を乗り越えた人に、

 人格的な豊かさを持ち合わせない人はいません。



 あなたに、あなた自身にとって、

 「一番過酷だった」と言える何かがあれば。

 語弊はあるかもしれませんが、

 それはある意味、幸運なこと――

 その理由は、言うまでもないことでしょう。

 



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伸びる男とダメな男はすぐわかる

道場六三郎 新講社 1997-09
by ヨメレバ

タグ:道場六三郎
posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ