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2016年04月21日

叱るとき、落としどころを考えよ



「いい人」が損をしない人生術」(斎藤茂太/PHP研究所)より


『叱るとき、落としどころを考えよ』(p116)




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 踏まれた小麦は強く育つ、とはいいますが、

 日光も水も与えずにただ踏みつけるばかりでは、

 どんなに強くても枯れるのは、言うまでもありません。



 私たちがついやってしまいがちな、

 「叱っているつもりで、ただ怒っているだけ」

 という行いは、まさに麦枯らしと同じこと。

『褒めることもちゃんとツボを心得ていなければむずかしいものですが、やはり、叱ることのほうが褒めることより数倍むずかしいものです。
 というのは、なにより感情の高ぶりが違うからです。...叱るほうこそ冷静になっているべきですが、これがむずかしいのです。』(p116-117)


 過ちを指摘し、成長を促すのが「叱る」であって、

 その意図が見えない無軌道な責めは、単なる怒りの発散。

 当然、それを繰り返すのは、

 「私は自分の感情の手綱を握れない人間です」

 という自己アピールになってしまいます。



 しかし逆に見れば、この「無軌道」を改めるだけ、

 つまり「落としどころ」が用意されてあるだけで、

 その性質は大きく違ってくるものです。

『経営の神様といわれた松下幸之助氏も、ある幹部がミスをしたとき、譴責処分の文書を渡しながら、
「君らは幸せだ。こうして譴責してくれる人がいるということはうれしいことなのだ。もし僕が過ちを犯しても、陰でけしからんといっても、なかなか面と向かっていってはくれない。だから、気づかないうちに過ちをくりかえすことにもなりかねない。幸いにして君らには、僕やほかの上役がいるから叱ってもらえるのだ。こういう機会は上に行けば行くほどなくなってくる。だからこの機会は尊い機会だと思わなくてはいけない」といったというのです。
 これもじつに巧みな叱り方です。部下のプライドを傷つけず、しかも成長を促すような説得力に富んだもので、見習いたい叱り方です。』(p117-118)


 ほんとうの意味での「叱る」ことは、

 間違いや失敗を次に活かし、成長につなげる上で、

 とてつもない効果をはらんでいます。



 もし、松下氏がこんな叱り方をしていなかったとしたら、

 おそらく、あの企業の大成長はなかったのでは?

 と、思わざるをえませんね。





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「いい人」が損をしない人生術 (PHP新書)

斎藤茂太 PHP研究所 2005-05
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ