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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2016年03月24日

同情を引きたい感情からの、病気への「逃げ込み」がある



「いい人」が損をしない人生術」(斎藤茂太/PHP研究所)より


『老年期の精神状態には、

 人の関心をとりもどして、

 自分への同情を引きたい、という感情から、

 病気への「逃げ込み」が

 見られることです。』(p166)




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 確かに、病気の本当の苦しみは、

 病んだ当人にしかわかりません。



 病に限らず、怪我や老い、

 衰え損なわれてゆく恐れや痛みも同様です。



 が、だからといって、

 「苦しいんだから、周囲の人を無闇に悩ませ、

  余計に煩わせる行いを選んで当然だ」

 といわんばかりの言動を続けるのでは、

 何のため人生経験を積んできたのか、わかりません。

『自己中心的になる...
 むかしのことをよくしゃべる(同じ話をくりかえす)...
 つねにグチっぽい(なんにでもケチをつける)...
 社会の変化に疑い深くなる...
 過去の苦労をことさらにいう...
 これらは老人特有の事柄ばかりとはいえませんが、おおよそ老化度の目安になるでしょう。
 さらに体のことを必要以上に気にして、ちょっとのことを心配する「心気症状」が強く出現するようになります。
 また、いまにも経済的に破綻するといった貧困妄想をもつ人もいます。
 老年期の精神状態には、人の関心をとりもどして、自分への同情を引きたい、という感情から、病気への「逃げ込み」が見られることです。そのため訴えることがおおげさで、若い人にはいやらしく思われるのです。』(p165-166)



 どんなに体が若く瑞々しくても、

 心と考え方が貧しくみすぼらしければ、

 その人はもう(悪い意味での)老人、

 と言っても過言ではありません。



 栄枯盛衰、諸行無常。

 だれでも老いれば、肉体的にどこかしら、

 衰えや不具合が出てくるのが自然の摂理。

 ただし精神、心の持ちようだけは別物だからです。



 いずれ訪れる死は、要は誕生前の境涯に戻ること。

 やたら恐れず、錯乱せず、

 心穏やかに努めるための訓練所。

 それがこの世と思い定めるのも、また一興ですよ。






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「いい人」が損をしない人生術 (PHP新書)

斎藤茂太 PHP研究所 2005-05
by ヨメレバ
posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ