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2016年03月15日

「美」という文字は生け贄が大きいことをいう



三昧力(ざんまいりき)」(玄侑宗久/PHP研究所)より


『「美しい」という文字は

 「羊」が「大きい」、

 つまり生け贄が大きいことを云う』(p127)




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 “scapegoat(スケープゴート)”とは、

 「犠牲・身代わり・他人の罪を着せられた者」

 などの意味の英単語ですね。


 
 この「goat」は山羊のこと。

 生け贄や代償として供せられたヤギや羊が、

 まさしくこの語源、ということのようです。

『よく、「平和のために戦う」という言葉を眼にし、また耳にする。目的を達成するためには多少の犠牲は当然と思い、またその努力を讃美する風潮は昔からあるのだと思う。考えてみれば「美しい」という文字は「羊」が「大きい」、つまり生け贄が大きいことを云うのだから、犠牲の大きさそのものを競っているわけである。そこには、これだけ頑張ったのだから、それなりの成果は在るはずだ、という信仰さえ感じられる。』(p127)


 もちろん、努力や手間暇と“犠牲”を払ってこそ、

 美しさを増すものはいくらでもあります。


 
 ただしその一方で、

 「代償のない美しさなどありえない」とか、

 「犠牲を払ったのだから美しくなければならない」

 といった決めつけが、諸々の不幸や災いの種では?

 という気もするのですが、どうでしょうか。



「生け贄さえ供えれば天変地異や疫病が収まる」ような、

 方向のズレた“犠牲”や“代償”は、

 今なお形を変えて、社会のアチコチに残っているので……。




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posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ