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2016年03月13日

病気だと思っているほとんどは「老化現象」




「余命3カ月」のウソ」(近藤誠/ベストセラーズ)より


『今の日本で大人が

「病気」だと思っているのは

 ほとんど「老化現象」』(p147)




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 あくまで社会的な風潮として、

 「高血圧は病気である」と漠然と考えている方は、

 (少なくとも私の周囲では)かなり多いようです。



 特に高齢になるほど、血圧が高いというだけで不安がり、

 病院に行ったり薬を飲んだりする人が絶えません。



 実は、複数の医師の方が、

 「加齢による血圧上昇は、ごく自然な人体の働き」

 と指摘する意見を、これまでに幾度も見聞きしました。



 代謝など、老化によって衰えた身体機能を補うべく、

 自律神経が血流を活発にするようコントロールし、

 その影響として当然、“送血圧力”も上がるのだ、と。 

『1996年、厚生省(当時)は高血圧、高コレステロール血症(高脂血症)、糖尿病などの呼び名を、それまでの「成人病」から「生活習慣病」に改めました。...
 そして検診を国民の義務にして、メタボを取り締まり、血圧や血糖値が「基準値」からハミ出るとクスリで数値を改善、などの指導がうるさく行われるようになりました。
 僕は病院で患者さんの診察をしていますが、自分が診てもらうことはありません。...
 今の日本で大人が「病気」だと思っているのはほとんど「老化現象」で、医者にかかったり、薬を飲んだりして直せるものではないからです。
 老化に抵抗するなんて、川の流れに逆らうようなものです。
 年をとると体のふしぶしにガタがきて、あちこち痛んだり、調子が悪くなるのは当たり前。痛みも不調もだましだまし、うまく折り合いをつけていくしかありません。
 体の具合が悪いとき、病名がつくと安心し、「年のせい」と言われるとムッとする人が多いけれども「体も自然の一部」ととらえたほうがいいですね。
 これは、がんになったときも同じだと思います。
 老化とは細胞の遺伝子に傷がつき、それが蓄積して、体にさまざまな障害を引き起こす肉体の変化のこと。がんもまさに老化現象です。
 老化も自分自身のことだし、がんも自分自身のこと。
これも自然の摂理」ととらえて、できる限り仲よくつき合っていく、というのが、いちばん理にかなっています。』(p148-149)


 体内や意識内に起きた「異常な感覚」を、

 何でもかんでも「病気」として名付けて定義してしまうのは、

 ある意味「幽霊の正体はプラズマだ」などと、

 特定のレッテルで断言するのに似ています。



 実態はないけど「居る」と感じる、得体のしれないものを、

 どうにか理屈の枠の中に閉じ込めて認知できるようにしよう、

 「排斥すべき異常なもの」にしてしまおう、という試みです。



 それはそれでいいのです。

 が、しかしその異常もまた「自分自身」。



 枯れ尾花や柳の葉が幽霊に見えてしまうようにして、

 自分自身の中に「病気という幽霊」をなるべく作らない。



 「病は忘れることによって治る」という古来からの教えは、

 見方を変えればそういうことなのではないでしょうか。




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「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)

近藤誠 ベストセラーズ 2013-04-09
by ヨメレバ
posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ