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2016年03月10日

老化度を測る目安は「くれない指数」


老いの才覚 」(曽野綾子/KKベストセラーズ)より


『老化度を測る目安は「くれない指数」』(p12)




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 他人や世間の文句を言う人は、世の中にごまんといますが、

 大抵の場合、他人についての文句とは、すなわち、

 「相手が私の思い通り・好み通りの言動をしてくれない

 という思い違いと同義です。



 自分自身(の心身)さえ思い通りに統御できないのに、

 他人が思い通りになって然るべき、というのも、

 勘違いも甚だしいのですが、それはさておき。



 この「勘違い・思い違い」が自覚できていないとき、

 人は「〜してくれない」を連呼し、

 「くれない族」に身をやつす仕組みにできています。

『私は医者ではありませんから、背中の曲がり度指数や肌のたるみ指数などはよくわかりませんが、私が老化度をはかる目安としているのが、「くれない指数」です。
 世間には、友だちが「してくれない」、配偶者が「してくれない」、娘や息子や兄弟や従兄弟が「してくれない」と始終口にしている人がいます。...
 私は密かに「くれない族」と呼んでいるのですが、どんなに若い人でも、「くれない」と言いだした時が、その人の老化の始まりです。自分の老化がどれだけ進行しているかは、どれだけの頻度で「くれない」という言葉を発するかを調べてみるといいですね。
 シワや白髪、入れ歯の数ではかるより、むしろこちらのほうが老化度は、はっきり出ます。
 老化が進んだ人間は、わずかな金銭、品物から手助けに至るまで、もらうことには異常とも思えるほど敏感です。そういう人は、いくらでも見かけます。』(p12-13)


 どんなに年若くても、という著者の指摘は、

 痛烈ではありますが、まったくの同意見です。



 無論、自活できない幼い内は、

 「自分も他人も思い通りにならないのが当たり前」

 なんて悟っている方が不自然ですし、

 何ら「してくれない」のは死活問題に直結します。



 しかしある程度成長し、老成してからとなれば、

 やむにやまれず事情でもない限り、話は別。



 なぜなら、体が衰えるのは止められなくても、

 「他人や世間は自分の思い通りには動かせない」

 「肝心なのは、自分が何を行い、どう在るか」

 ――などという覚悟は保てますし、

 そのような姿勢次第で、心は成長し続けるのですから。





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posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ