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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2016年02月29日

少欲知足の「欲」とは「必要性」



ブッダの道の歩き方 」(アルボムッレ・スマナサーラ、立松和平/サンガ)より


『少欲知足という言葉は

 欲を消せとは言ってないんですよ...

 少欲の原語はAppiccha(アピッチャ)...

 欲というよりも、必要性ですね。』(p238)




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 酒の一杯は健康のため、二杯は快楽のため、

 三杯は放縦のため、四杯は狂気のため。

 そう書き残したのはアナカルシス。



 とはいえ、一杯の酒が健康に欠かせない人もいれば、

 一杯も飲まないことが健康に欠かせない人もいます。



 あるいは、大きなお金を取り扱うことが、

 その人がこの世に生まれた使命、天命だとすれば、

 大金が流れ込むのも必要なことです。



 酒やお金に限ったことではないですが、

 必要量や必要性がどのくらいかは、人によっても、

 また対象となるモノによっても、千差万別です。



 「欲」を、この「必要」と解釈すると、

 「少欲知足」の意味自体も本質的に違ってきます。

『少欲知足という言葉は欲を消せとは言ってないんですよ。小さくしなさいと言っているわけですよ。...得たもので満足しなさいということですよ。だからなにも欲をゼロにしてなにも得るなと言っているんじゃないんですよね。その僅かな隙間みたいなものとしてその言葉を感じるんです。...
 Appicchaは英訳するとneeds, necessity(必要性)ということなんです。お腹が空いたら食べ物は必要ですね。だからその必要は小さくしなさいと。「お金だったら、いくらあってもよろしい」ではなくて、「お金は必要です。必要な分だけしっかり考えてください」と。...漢訳仏教語にする場合は「少欲」を使っていますけど、本当は欲じゃないんです。』(p238


 「欲望を少なくする」ことで「足るを知ろう」とする、

 つまり「欲を減らそう減らそう」と”欲張る”のは、

 実は、さまざまな無理を要する場合が多いもの。

 ブレーキとアクセルを同時に踏むのに似ています。



 まず、現時点で足りる(必要な)分量を見極めて、

 今度はその必要性を下げていくよう試みる。

 足りる量のレベルを下げていくゲームをしてみる。



 その結果として「少欲(望)」になったように見える、

 というのが本来の姿に近いのかもしれませんね。





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ブッダの道の歩き方

アルボムッレ・スマナサーラ,立松和平 サンガ 2006-11
by ヨメレバ


posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ

2016年02月28日

人の心の動きは一秒先の予測もできない


絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― 」(川原礫/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス )より


『「円周率は永久に唱えられても、

 人の心の動きについては

 一秒先の予測もできない。

 人生経験というやつだけは、

 借り物の知識やデータでは

 代替できないからな……」』(p160)





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 「人心の同じからざるは、その面の如し」

 とは、春秋左氏伝の一文。



 「頑張れ」という声かけが、

 Aさんには発奮させる励ましになれば、

 Bさんには鬱屈させる重石になります。



 「まいにち修造」が癒しになる人もいれば、

 「たれぱんだ」でやる気が出る人もいるのです。


 
 ただそんな中で、「みんな大して変わらない」と、

 想像できる部分がないわけではありません。

『……傷ついているんだ、この人は。
 ふと、そんな思考が脳裏に小さく弾けた。
 僕だけじゃなかった。ユミコさんだって――いや、きっと小村さんも、オリビーさんも、教授も、皆がそれぞれの傷を、痛みを抱えている。同じなんだ、誰だって。...
 人は皆、硬い殻と柔らかい心を抱え、互いにぶつかりあって傷を増やしている。』(p177-178)



 「人間一般を知ることは、

  人間一人ひとりを知ることより、はるかに難しい」

 ――と、ラ・ロシュフコーは言いました。

 が、“人心”の内なる柔らかさは、みんな似たようなもの。

 千差万別で違うのは、その“面”たる「硬い殻」のほう――

 ということなのかもしれませんね。




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絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― (電撃文庫)

川原礫 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2016-02-10
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ

2016年02月27日

清潔にするのは精神を鼓舞する


カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言」(村上龍/日本経済新聞出版社)より


清潔にするというのは、

 精神を鼓舞するらしいですね。』(p101)




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 たとえば、部屋やキッチン、

 はたまたデスクなどが散らかっているとして。



 「片付けなきゃ」と考えるだけで、

 なぜかどことなくグッタリしてきて、

 他の手を付けるべきことに対するやる気まで、

 気がつけば削がれてしまっている――

 そんな経験はありませんか?



 清潔と、掃除や整理整頓とでは、

 もちろん少々ニュアンスが違います。

 が、通じるところはあるように思います。

『社員の能率向上は、職場のきれいさから』(p100)
『軍隊のマニュアルか何かに書いてあるんですよ。例えば、敵地に潜入してゲリラと戦うような場合、ジャングルとかを転戦するから汚れますよね。そうすると、必ず体を洗え、と。脚だけでいいから洗えと言うんです。
 衣服の汚れや、身体が不潔になってくると、人間としてのプライドがなくなっていき、不注意から敵にやられてしまう。清潔にするという行為が集中力を生んだりするそうです。』(p101-102)


 このフレーズのある項で紹介されているのは、

 鍋屋バイテック株式会社の岡本太一氏。

 氏は、工場環境を清潔に保ちだしてから、

 製品の不良率がぐっと下がった、と述べています。



 工場でも部屋でも、いきなり一気にキレイにしよう、

 と思っても中々難しいもの。

 やはり、日々の少しずつのメンテナンス習慣が、

 圧倒的にモノを言うようです。

 グッタリしない程度にスモールステップ、ですね。




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カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫)

村上龍 日本経済新聞出版社 2009-02
by ヨメレバ


posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ

2016年02月26日

文化とは「他と異なっている」こと



仕事を通して人が成長する会社」(中沢孝夫/PHP研究所)より


『文化とは別の言葉でいえば

 「他と異なっている

 ということである。』(p94)




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 「文化」というと、

 たとえば華道やヨガやパッチワークのレッスンですとか、

 カルチャースクール的な枠組みを思い浮かべる方も、

 決して少なくはないのではないでしょうか。



 今日のフレーズが示す「文化」とは、

 いわば「独自性」のこと。

 

 他にはない、その場所や流派にしかないスタイル。

 それが、「枠の外」から見れば異質であり新鮮。

 考えてみればそういったものも、

 私たちは「文化」と呼んでいる、と解釈できますね。

『文化とは別の言葉でいえば「他と異なっている」ということである。言語、宗教、食べ物、習慣といった地域性、民族性は、異なることによって独自性を表現している。小松原さん()のお店は「鯖江であり越前である」ことによって独自性をあらわしている。』(p94)
『二〇〇九年三月にオープンした銀座の直営店「GLOSS GINZA」の内装デザインは、福井県出身で鯖江に拠点を置くインテリアデザイナーの大塚孝博氏である。小松原さんの期待は「日本らしくてかつモダンなもの」にあった。それは「自分もこれまで鯖江にあって世界に通用するものづくりの企業に幾つか出合ってきたが、自分がいずれ銀座に店を出すときには、鯖江を発信したいと思ってきた」からである。』(p92-93)
 (株式会社ボストンクラブ代表取締役)


 本フレーズを含むボストンクラブのエピソードは、

 鯖江という独自性と感性を、日本と世界に発信し、

 まさに一つの文化、ブランドを確立している好例です。



 今でこそどんなに一般的に知られる「文化」も、

 始まりをたどれば、この「独自性」なくしては、

 決して産まれなかった――それは事実なのです。





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仕事を通して人が成長する会社 (PHP新書)

中沢孝夫 PHP研究所 2010-09-16
by ヨメレバ
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2016年02月25日

夢に向かう以上は「異常な人」であれ



時間とムダの科学」(プレジデント社)より


『夢に向けて仕事をする以上、

 異常な人でなくてはいけないのです。』(p53)




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 エジソン。ダイソン。孫正義。

 “そん”繋がりに意味はありませんが、

 ”異常”繋がりには意義があります。



 異常と書くと語弊があるかもしれませんので、

 "常軌を逸している”と表現すべきでしょうか。



 発想力。行動力。何が何でも達成にこぎつける執念。

 どれもが世間の平均からすれば異常で、

 そして、異常だからこそ成果を出しています。

『リタイアするのは簡単です。でも、一度リタイアするとリタイア癖がつく。その結果、夢を追いかけることに対する闘争心が萎えていき、現状に甘んじるようになる。これが普通の人かもしれませんが、でも夢に向けて仕事をする以上、異常な人でなくてはいけないのです。』(p52-53)
『仮に四〇度の熱が出ても、やるべきことはやらないと夢は実現できません。たとえ風邪で会社を休んでも、心まで休めてはいけません。戦闘意識を失うな、ということです。...
 たかが一日かもしれませんが、お客様のことを思えば、心は戦線離脱してはいけないのです。』(p52)


「心を休めるな」だと語弊があるかもしれません。

 たとえば精神力や気力は、ときにすり減ったり、

 あるいはカラッポになる場面も、人生にはあります。

 そういう局面で、心を休めたり、

 養ったりする日があったって、もちろんいいのです。



 ただし、情熱は例外です。

 炉の種火のようなもので、一度完全に落としてしまうと、

 次に充分な熱が起きるには非常にエネルギーが必要です。



 なので、ここでいう心とは情熱という意味。

 あるいは、積極的にビジョンを描く想像力、

 とも呼べるでしょうか。



 異常なまでの情熱。

 全てはここに集約されるかもしれませんね。




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posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ