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2015年12月17日

目的を知っていると作業に利点がある




宇宙へ「出張」してきます ―古川聡のISS勤務167日―」(古川聡、林公代/毎日新聞社)より


『同じ作業を行うのでも

 目的を知っているのと知らないのとでは、

 何かが起こった時の対処の仕方や

 早く異変に気づけるなどの

 利点があるのだ。』(p117)




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 軍隊の抑止力などはまた別の話、

 と前置きしておきますが――



 能力や実力がどんなに備わっていても、

 発揮されていなければ、ないのと同じです。



 たとえば100の実力を有するAさんが、

 実際には常に50の力を出すだけに留めていたら。

 Aさんの実力は50、ということになります。



 役不足・和光同塵・能ある鷹は爪隠す、等々、

 発揮しない理由はもちろん様々。



 そんな中、今日のフレーズで指摘されているのは、

 「どうなれば"本当の”目的達成か?」

 を把握しているか否かで、

 「どこまで力を発揮するか?」

 が、しばしば劇的に変化する、という事実です。

『元々エンジニアでない古川さんにとって、技術的な知識や技量が求められる修理作業は大変なはずだが、完璧に作業をした。温度勾配炉はその後、修理が成功したことが確認されている。
 古川さんは研究者の目的や、どこまで何をすれば成功か、成功に導くために宇宙飛行士は何をすべきか常に理解しようと心がける。宇宙飛行士は手順書さえあれば、実験の目的を知らなくても実施する能力がある。だが同じ作業を行うのでも目的を知っているのと知らないのとでは、何かが起こった時の対処の仕方や早く異変に気づけるなどの利点があるのだ。』(p116-117)


 ISS(国際宇宙ステーション)に連結された、

 日本の研究棟「きぼう」。

 棟内で古川さんが行った実験はすべて、

 日本の科学技術の発展に寄与するものでした。



 その過程は、依頼人である技術者が求める実験を、

 限りなく突き詰めて正確に実施する、というもの。

 

 しかし両者の間には、比喩ではなく、

 宇宙空間という莫大な隔たりがあります。



 だからこそ古川さんは、依頼者側の意図・目的を、

 可能な限り自身の内に落とし込む必要があった――

 と言い換えることも可能でしょう。



 もちろんそれが、偉大な仕事の一因でもあったのは、

 今更語るまでもありませんよね。






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宇宙へ「出張」してきます ―古川聡のISS勤務167日―

古川聡,林公代,毎日新聞科学環境部 毎日新聞社 2012-06-15
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ