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2015年12月15日

悪は、誰かが誰かを見捨てたとき発生する



新約 とある魔術の禁書目録14」(鎌池和馬/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)より


『悪っていうのはな、

 誰かが誰かを見捨てたときに

 発生する。』(p36)




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 善悪二元論で物事を切り分けるのは、

 実にデリケートな問題と言わざるを得ません。

 誰かにとっての善が、別の誰かにとっては悪、

 というケースが偏在するのも、その理由のひとつ。



 そしてもっと大きな理由は、

 まさに「切り分け」てしまうから。

 切って、分けて、切り離され切り落とされる。

 白か黒か、ゼロか百か。



 人の持つ、ありとあらゆる多面性という実態から目を背け、

 いわば思考停止して決め付ける怠惰が、

 根本にあるのかもしれない、とさえ思えてしまいます。

『誰かが決めたから、善なのではない。
 どこかに書いてあるから、悪なのではない...
「本当の意味での悪なんているのかな……?」
「はっは!! お前らしい疑問だな。そして当たらずとも遠からずだ。悪っていうのはな、誰かが誰かを見捨てたときに発生する。こいつはもう駄目だと周囲から諦められ、救う道を目の前で取り上げられた時に、大勢から切り離された誰かさんが、悪ということになってしまうんだ。歴史を紐解けば分かる。一人を殺した殺人犯と、一〇〇万人を殺した英雄様の違いは何だ? 本人の問題じゃない。その行為が大勢に認められたか否か、多数決の違いでしかないだろう?」』(p36-37)


 ともあれ、この“メカニズム”に勘付いたとき。

 それでも“切り離す”か、“繋ごうと足掻く”かは、

 もちろん人それぞれ、場合によりけりです。



 ただ、誰かが誰かを悪と叫び、攻撃したとき。

 このメカニズムが働いていると踏まえることなしに、

 状況を本質的に理解することは、叶わないでしょう。





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新約 とある魔術の禁書目録 (14) (電撃文庫)

鎌池和馬 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2015-11-10
by ヨメレバ


posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ