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2015年12月01日

退くことが敗れることではない



秋山真之―伝説の名参謀」(神川武利/PHP研究所)より


『退くことが敗れることではない。』(p160)




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 たとえば北にある目的地を目指すし、出発したとして。

 北のつもりが実は東に進み続けたとしたら?

 当然、目指す場所には永遠に辿りつけませんよね。

 むしろ、ひたすら進み続けるほど消耗し、

 いざ北に転進したときには余力がない――

 なんてこともあるものです。

 

 そんな状況でこそ、いったん立ち止まったり、

 あるいは一歩退がって視野を広く持つ必要が、

 ひいては、その勇気を持つ必要があります。



 「敗れる」とはある意味で「うまくいかない」と同義。

 うまくいかないのには、必ずうまくいかない理由が存在し、

 その理由を把握するキッカケとして、

 「退く」ことはしばしば有用なのです。

『「ロシアはナポレオンとの戦いをみても、あの国民性は堅忍だぞ。退くことが敗れることではない。しぶといことはロシア史が示している」
「そうだな。おれは柔道をやるが、剣術でも相撲でも日本のものは一本勝負で決まる。ところが西欧のものは、ボクシングでもレスリングでも、いっぺんダウンしても、また起ち上って最後に得点を稼いだ方が勝ちだという。勝ち負けの観念がちがうのだ」』(p160-161)


 両者の違いは、優劣という問題ではありません。

 日本の武道は、戦場での一刀必殺を想定してのものであり、

 無論そこから産まれる、研ぎ澄まされた精神性があります。



 が、

 「チャンスが残っている限り何度でも再起していい」

 「再起のたびに己を見つめ返し、調整し直せばいい」

 そんな、西欧スポーツ的な観念から育まれる、

 不撓不屈の強靭さもまた、見逃してはならないのです。






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秋山真之―伝説の名参謀 (PHP文庫)

神川武利 PHP研究所 2000-02
by ヨメレバ


posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ