フレーズがクイズで届くメルマガ★登録はこちら
人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
 powered by メルマガスタンドmelma! トップページへ

2015年11月08日

詩心が、理詰めの中でひらめきを与えてくれた




秋山真之―伝説の名参謀」(神川武利/PHP研究所)より



『真之の詩心は、伏流水のように体内を流れ、

 理詰めの合理的思考を推し進めていく中で、

 いつしか壁につきあたったようなとき、

 新たな構想のひらめきを与えてくれた。』(p26-27)




 ↓今日のフレーズが気に入ったら、ぜひクリックをお願いします。

■■人気ブログランキングへ■■
 ↑クリックしたら、もう一度「人生のサプリメントをクリック!
 戻ってきていただけると、すごくうれしいです!






 事業で長く成功している人には読書家が多い、

 という話はよく聞きます。

 と同時に、

 事業に関係したビジネス書しか読まない人は、

 彼らの中には滅多にいない、という話も。



 それもそのはず。

 もとをただせば経済とは、

 人の心が動向を左右するものに他なりません。

 その「心」こそが、理屈では動かないもの。



 もちろん会社や経済のシステム自体は、

 ロジックで組み上げられ、論理で理解できるものです。

 しかし、上記の理由から、

 「経済という生き物の動き」は、必ずしも、

 理屈理論だけで掴めるものではない――となります。



 人の心、あるいは情感に対する感性。

 これを育むのに、詩や小説などの文学作品が効果的なのは、

 まず言うまでもないことかと思いますが、いかがでしょう。

『真之は食うために文学の道を捨てた。だが、詩心まで捨てたわけではなかった。真之の詩心は、伏流水のように体内を流れ、理詰めの合理的思考を推し進めていく中で、いつしか壁につきあたったようなとき、新たな構想のひらめきを与えてくれた。』(p26-27)
『参謀の飯田少佐が、大本営へ打電する電文の起案書を持ってきた。
「敵艦隊見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動、これを撃滅せんとす」
 とあった。
「よし...ちょっと待て」
 真之がとめた。
 その電文用紙をとりもどすと、さきの文章に続けて、
「本日天気晴朗なれども波高し」
 と書き入れた。...
 飯田参謀はのちのちまで言った。
この一句をはさんだ一点だけでも、われわれは秋山さんの頭脳に遠く及ばない」』(p371-372)
『「本日天気晴朗なれども波高し
 この変哲もない短い文句は、日本海海戦の類をみない圧勝によって、歴史にのこる世界的な名文句となった。この傑作に匹敵する名報告文は、ユリウス・カエサルがローマの元老院に送った、
「我は来たり、我は見たり、我は勝てり」
 ぐらいであろう。』(p375)


 もちろん、その道の専門家、

 プロフェッショナルとして身を立てるなら、

 携わる分野の専門書を読んで、読んで、読み倒し、

 ページに穴が開くほど読みきるのが先決です。


 
 専門技術職ではない商人や事業家だって、

 財務にチンプンカンプンじゃ、どうしようもないですし。






 ★今日のフレーズの詳細はこちらをクリック★


 ■こちらもクリックして、人気ブログランキングへの投票をお願いします■


秋山真之―伝説の名参謀 (PHP文庫)

神川 武利 PHP研究所 2000-02
by ヨメレバ
posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ