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人生のサプリメント【紅玉版】 ─ 蔵書より、今日のワンフレーズ
   
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2015年11月10日

愚鈍さこそ人の手本



爆笑三国志〈3〉」(シブサワコウ/光栄)より

『荀攸...

 曹操は彼を評して

「その英知には近づけても、

 愚鈍さには近づけない」

 とし、彼こそ人の手本となるべき

 人物であると述べた。』(P25)




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 勤勉は美徳ですし、賢さは人生を切り拓く武器です。

 が、真面目がすぎるあまり、怠ける他人をこき下ろしたり、

 学んで得た知見や学識に驕り、人を見下すようになっては、

 まったくの逆効果にもなってしまいます。



 今日のフレーズの「愚鈍」とは、決して、

 「間抜け」ということではないでしょう。



 「夫婦円満の秘訣は、どちらがが『バカ』になること」

 そんな言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、

 ある意味それと同じこと。



 ざっかばらんに言えば、相手を思いやる心、

 となるのではないでしょうか。

『裴松之に「賈ク(※言偏に羽)は『おがら』だが、荀攸は『夜光珠』だ(なにもそこまで……)と賞賛されているその人柄は、幼いときの逸話によく表れている。
 七、八才の頃、叔父...が酔ってうっかり荀攸の耳を傷付けたことがあった。しかし荀攸は叔父を思いやり、彼の側では気づかれないように耳を隠していた...。八つの子供にこんな扱いをされて、叔父さんもちょっとショックだったかも知れないが、「この子はただ者じゃないぞ」と密かに期待をかけることになったのである。』(p24)


 年長者だとかに一切関係なく、

 他者にいたずらに罪悪感を抱かせまい――

 この場合は、そんな「思いやり」となるでしょう。

(もちろん、並の児童にできることではないですし、

 成人でさえなかなか自制できる人はいませんが……)



 こればかりは、単なる勤勉で身につけられるわけでなく、

 賢しらなばかりの賢さとは、むしろ対極にあたる「智慧」。

 いわば、人が幸せであるために人に備わった、

 本物の「かしこさ」に思えてなりません。






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爆笑三国志〈3〉」(シブサワコウ/光栄)より
爆笑三国志〈3〉 (歴史人物笑史)

シブサワ コウ 光栄 1992-10
by ヨメレバ


posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ

2015年11月09日

尖った人とは、他の人にはない部分を持つという意味


アクセル・ワールド (19) ―暗黒星雲の引力―」(川原礫/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)より


『「ううん、尖ったっていうのは

 危ない人って意味じゃないよ。

 他の人にはない部分を

 いっぱい持ってるって意味」』(p169)




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 「尖」という字をよくよく見れば、

 実におもしろいつくりをしていますね。


 
 「大」の上に「小」――要はピラミッド状で、

 天辺が細く小さい先端として「尖」っています。



 ここには人それぞれ、いろいろな角度の見方で、

 いろいろな示唆を感じることができるでしょう。

 その中から敢えてひとつ挙げるなら……。



 「尖」が示しているものとは、

 「人格を土台に、一歩突き出ることで現れる特徴」

 とも言えるのではないでしょうか。



 いわば、土台となる性根が正しくなければ、

 必死に尖って見せても、じきに倒れて崩れてしまう。

 逆に、どんなに土台がしっかりしていても、

 自ら足を踏み出し、手を伸ばさなければ尖らない、

 ということでもあります。

『「ううん、尖ったっていうのは危ない人って意味じゃないよ。他の人にはない部分をいっぱい持ってるって意味」
「…………それも、タクはともかく、僕はぜんぜん思い当たらないけど……」
「そんなことないよ...ほんとは、誰だって自分だけの何かを……人と違うところを持ってるんだと思う。...それを表に出すのは難しいよね。周りと違うとか、目立ちたがり屋だって思われると色々嫌な目にも遭ったりするし...でも、有田くんは...自分の得意なこと、好きなことを隠そうともしないで頑張ってるでしょ?」
「いや……でも、どっちも得意ってほどじゃないし……むしろ、何かしなきゃいけないから、仕方なくやったぐらいの話だし……」
大事なのは、実際にやったかどうかだよ。有田くんはちゃんとやる人だと思う。尖ってるっていうのはそういう意味。英語で言うと、sharpじゃなくてprominentかな……」 』
(p169-170)


 なるほど。どちらも「尖り」「突起」を指しますが、

 sharpではただ鋭利で冷たい感じなのに対し、

 prominentなら「卓越」という意味もあり、

 なおかつ情熱的、熱さをも感じさせてくれます。



 それにしても。

 上のセリフのように、素直に人を褒められるのも、

 素晴らしいこと――「尖ってる」ことですね。





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アクセル・ワールド (19) ―暗黒星雲の引力― (電撃文庫)

川原礫 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2015-10-10
by ヨメレバ
posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ

2015年11月08日

詩心が、理詰めの中でひらめきを与えてくれた




秋山真之―伝説の名参謀」(神川武利/PHP研究所)より



『真之の詩心は、伏流水のように体内を流れ、

 理詰めの合理的思考を推し進めていく中で、

 いつしか壁につきあたったようなとき、

 新たな構想のひらめきを与えてくれた。』(p26-27)




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 事業で長く成功している人には読書家が多い、

 という話はよく聞きます。

 と同時に、

 事業に関係したビジネス書しか読まない人は、

 彼らの中には滅多にいない、という話も。



 それもそのはず。

 もとをただせば経済とは、

 人の心が動向を左右するものに他なりません。

 その「心」こそが、理屈では動かないもの。



 もちろん会社や経済のシステム自体は、

 ロジックで組み上げられ、論理で理解できるものです。

 しかし、上記の理由から、

 「経済という生き物の動き」は、必ずしも、

 理屈理論だけで掴めるものではない――となります。



 人の心、あるいは情感に対する感性。

 これを育むのに、詩や小説などの文学作品が効果的なのは、

 まず言うまでもないことかと思いますが、いかがでしょう。

『真之は食うために文学の道を捨てた。だが、詩心まで捨てたわけではなかった。真之の詩心は、伏流水のように体内を流れ、理詰めの合理的思考を推し進めていく中で、いつしか壁につきあたったようなとき、新たな構想のひらめきを与えてくれた。』(p26-27)
『参謀の飯田少佐が、大本営へ打電する電文の起案書を持ってきた。
「敵艦隊見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動、これを撃滅せんとす」
 とあった。
「よし...ちょっと待て」
 真之がとめた。
 その電文用紙をとりもどすと、さきの文章に続けて、
「本日天気晴朗なれども波高し」
 と書き入れた。...
 飯田参謀はのちのちまで言った。
この一句をはさんだ一点だけでも、われわれは秋山さんの頭脳に遠く及ばない」』(p371-372)
『「本日天気晴朗なれども波高し
 この変哲もない短い文句は、日本海海戦の類をみない圧勝によって、歴史にのこる世界的な名文句となった。この傑作に匹敵する名報告文は、ユリウス・カエサルがローマの元老院に送った、
「我は来たり、我は見たり、我は勝てり」
 ぐらいであろう。』(p375)


 もちろん、その道の専門家、

 プロフェッショナルとして身を立てるなら、

 携わる分野の専門書を読んで、読んで、読み倒し、

 ページに穴が開くほど読みきるのが先決です。


 
 専門技術職ではない商人や事業家だって、

 財務にチンプンカンプンじゃ、どうしようもないですし。






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秋山真之―伝説の名参謀 (PHP文庫)

神川 武利 PHP研究所 2000-02
by ヨメレバ
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2015年11月07日

好奇心は積極的に持つことで芽生える




自分らしく生きて、死ぬ知恵」(斎藤茂太/中経出版)より


好奇心も同じで、積極的に持つことで

 さらに芽生えるものだ。』(p130)




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 好奇心猫を殺す、なんて言葉もありますが、

 人間から好奇心を失くしてしまえば、

 死んだように生きているのと同じなのかもしれません。



 ここには明らかに、老若男女は関係ありません。

『大人の分別というのは「もう歳だから……」とか、「いい歳をして……」といってさまざまなことを諦めることではない。
 人は好奇心が希薄になると同時に老けていくものだ。好奇心を持てない人は現状に満足しているか、人生を諦めてしまった人だ。現状を維持しようと保守的になるから、外に目を向けるより、内に目を向けるようになる。諦めてしまう人は言わずもがなだ。』(p130)
好奇心が内向きな人同士というのは、会話が病気の話ばかりになりがちだ。自分の病気がどれだけ大変かを誇らしげに語るようになり...落語なら笑えるが、実際こうなるといただけない。コミュニティをつくって話で盛り上がるのは大いに結構だが、病院の待合室で、病気の話で盛り上がるのは健全とはいえないだろう。』(p138)


 では、好奇心を外向きにするにはどうすればいいか。

 こればかりは、よほど幸運なタナボタでもない限りは、

 まず「外向きに好奇心を持つ」しかありません。



 足腰を鍛えたいと願うなら、実際にランニングなり、

 ウォーキングなりに踏み出すしかないのと同じです。



 もちろん、最初は中々持続もできない可能性が高いでしょう。

 が、クルマも一番パワーが必要なのは、発進する時。

 転がりだして、いったん加速がついてしまえば……

『おもしろいことに好奇心を能動的に発揮すると、そのあとどんどんドミノ倒し的に好奇心が湧いてくるものだ。帆船模型をつくるのを趣味にした人が、本物の船の製造方法を勉強するようになったり、大航海時代の歴史にも興味を持つようになり、仲間と議論するようになるのは珍しくない。』(p131)



 「分野」とは例外なく、それ単独で成り立ってなどいません。

 興味を抱いて何かに触れたなら、

 必ずつながっている何かにも触れることになります。



 その時に伝わる「心の触覚」を、大切にしてください。

 なぜならそれは指先のように、意識して取り扱うほどに、

 たくさんの興味を目覚めさせてくれるカギになるから。



 そうして、そこまで好奇心が外向きになれば、

 いつしか内向きの病気自慢も消えていることでしょう。

 怒りながらは笑えないのと同じで、

 内外両方向に、同時に強い好奇心を向けるのは困難なのです。





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自分らしく生きて、死ぬ知恵 (中経の文庫)

斎藤茂太 中経出版 2010-02-26
by ヨメレバ


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2015年11月06日

勝てる組織の要件「明確な目的を、構成員が信じている」


歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか」(堺屋太一/日本経済新聞社)より


『「勝てる組織」の要件を考えると

明確な目的を持ち、構成員がそれを

 揺るぎなく信じている組織」

 だということになるだろう。』(p226)




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 全体としての目的が明確であれば、

 個々の力がどのように連携し、

 結果としてどこに向かうのかを、

 一人ひとりがより理解でき、

 より相互に意識が伝わりやすくなる。

 それはむしろ自然なことです。



 だからこそ。

 紙を焼くために太陽光を集める存在、

 「虫眼鏡役」の立ち居振る舞いは、

 全体が発揮する馬力と、成果を左右します。

 ピンぼけしていては、焼けませんものね。

『ジンギス・カンは西夏征服の陣中に没した。六十四歳とも七十二歳ともいわれる、当時の蒙古人としては高齢であり、病身でもあった。だが、カ・カンの命令に反した西夏を許すことはなかった。あれほどの大帝国を持った人間が、なおかつ老病の身で戦場に立ったのは、限りない倫理に裏づけられた意志がなければできぬことだ。』(p221)
『要するに、ある組織が明確な単一の目的をゆるぎなく信じるためには、まずその組織のトップリーダーが、その目的を心底から誇りを持って信じていなければならないということだ。』(p230)


 もちろん、一人一人が自分なりの目的意識を持ち、

 仕事に励むのは、「その人の」幸せにとって重要です。



 ただ、位や役職が上がり、

 より多くの人を事実上従えるようになったなら。

 「虫眼鏡」としての意識なしには、必ず、

 そして遠からず、成果が頭打ちになる段階が来ます。



 もしも今、出世の道の途中にいるのなら。

 そのことを予め心得ておけるあなたは、

 幸運と言わざるを得ませんよ?




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歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)

堺屋太一 日本経済新聞社 2004-03-02
by ヨメレバ

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