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2015年10月18日

躁うつ病が増えずうつ病だけが増えている



「うつ」がスーッと晴れる本―「心のカゼ」は早めに手当てする」(斎藤茂太/成美堂出版)より


躁うつ病が増えず、

 うつ病だけが増えているのも

 現代の特徴だ。』(p170)




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 まずは、躁うつ病とは一体どんな症状を指すのか。

 いわゆる「循環気質」と呼ばれるものにあたります。

『高揚した気分(躁)と、落ち込んだ抑うつ気分(うつ)...
 躁うつ病も、躁状態とうつ状態が周期的に入れ替わる。うつのときはひどく落ち込むが、躁気分のときは騒々しい・周囲に迷惑が及ぶことがあっても、本人は概して上機嫌である。
』(p170)


 歴史的に著名な芸術家・音楽家・作家の多くにも、

 この躁うつ病の特徴が多々見られるともいわれます。



 「サヴァン症候群」や「アスペルガー症候群」などと同様に、

 決してネガティブな「病気」ではない、

 ということがおわかりのはずです。



 でも、「病気」として扱われてきた。

 それはひとえに、

 「他の平均的な人たちと異なるから」

 に他なりません。



 つまり平均値や、

 正常とされる範囲が変わってしまえば――

 言い換えれば、時代が移り、

 社会全体の意識がシフトしてしまえば、

 病気ではなく「気質」「特徴」「才能」など、

 まったく別の形で「呼ばれる」ことになります。

『だが、考えてみると、こうした躁状態は、こんにちの社会では、特別異常なことではない
 時間かまわず電話をかける人はいくらでもいるし、わけもなくひとりではしゃいでいる人も珍しくない。テレビで活躍しているタレントさんたちは、要求された演技であるのだろうが、はなはだしい躁状態と見受けられる人が大部分である。街中の一般の少年少女たちにも、薄っぺらで騒々しい躁状態と見える人が多い。そういうタイプが人気があるのだろう。非常識だと非難するほうが、心が狭いと批判される。
 社会が躁に対して寛容になっただけでなく、社会の雰囲気そのものが躁になってきたようだ。
 こうなると、躁うつ病の躁状態は、もはや病気の症状とはいえない。』(p170-171)


 うつ病や躁うつ病と診断されることは、

 自分の状態を客観的に認識するために、大切なことです。

 その上でこそ、治療はより効果的になります。



 だからといって「〜病」であること、

 それそのものに悩む必要は皆無です。



 “うつや躁うつの影響による人間関係の問題”

 に悩むことはあるかもしれません。

 しかしそれは、「人間関係」という双方向の問題。

 決して片方のみの「病気なるもの」ばかりに、

 原因や責任の全てがある、などというはずがないのです。






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「うつ」がスーッと晴れる本―「心のカゼ」は早めに手当てする (成美文庫)

斎藤茂太 成美堂出版 2004-06
by ヨメレバ

posted by せらつか at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のフレーズ